ホルモンバランスを整えるには@基礎体温
忙しい仕事や育児、人間関係の悩みなどからくるストレスや、不規則な生活、無理なダイエットなど、女性がホルモンバランスを崩してしまう要因は様々。
症状が深刻な場合は診療機関での診察が必要ですが、日々の生活の中でホルモンバランスの崩れを改善する方法はいくつかあります。その方法とは?
まずは自分の身体のリズムを知ることから始めましょう。
そのためには、基礎体温を測ることです。
基礎体温とは基礎代謝時(目覚めてすぐ)の体温のこと。女性の基礎体温には低温期と高温期の一定のリズムがあります。
生理初日から排卵までは低温に、排卵から次の生理までは高温になるという一定のリズムで基礎体温は変動しています。
排卵後から基礎体温が高温になるのは、排卵後から分泌が多くなる黄体ホルモン「プロゲステロン」の働きによるもの。
※この図は花王 ロリエの基礎体温表を引用させていただきました。
基礎体温を測ることにより次のことがわかります。
- 生理周期
- 卵巣機能が正常か、異常か
- 排卵が起こっているか、いつ排卵しているのか
- 次の生理日予測
- 妊娠の可能性があるか
基礎体温を測る上での注意
- 小数点以下第2位まで測定できる婦人体温計を使用する
- 起きてすぐに測定する(トイレに行ったり起き上がったりせず、寝床に横たわったまま測ること)
- 測温は必ず舌舌で(舌下がいちばん体温が安定しています)
- 毎日できるだけ同じ時間に測ること(休日でも毎日同じ時間に起きて測温しましょう)
最近の婦人体温計にはデータをグラフ化してくれるようなかしこいものもたくさん市販されています。
ホルモンバランスが整い生理が毎月きちんときている方は、上の表のようなきれいな二相性をもったグラフができます。
低温期と高温期の差がない、きれいに低温期と高温期が別れない…など、グラフに異常のあるかたはホルモンバランスが乱れている証拠。
自覚症状がなくても、さっそくホルモンバランスを整えるための生活に改善していきましょう。
では、ホルモンのバランスを整えて快適Lifeをおくるには?
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